まどマギスロットで登場するキャラクターまとめ

まどマギ

鹿目 まどか(かなめ まどか)

この作品の主人公。中学2年生の普通の少女だが、魔法少女としては並外れた素質があり、繰り返してキュゥべえから契約を強いられることになる。

当初はちょっと見綺羅びやかではある魔法少女に夢を見ていたにもかかわらず、マミの死やソウルジェムの真実など、魔法少女の全貌に直面するたびに当該の認識を改めていき、魔法少女としての契約に踏み出せない自分自身の臆病さに戸惑いながらも、「当事者になれない傍観者」という位置付けでこれ以外の魔法少女に干渉していく。あげくの果てその中で自身の真の願いを見つけ出して、魔法少女の悲劇を締めくくるためにキュゥべえとの契約の意を決する。

暁美 ほむら(あけみ ほむら)

第1話でまどかのクラスへ転校してきた魔法少女。まどかに対し、謎めいた警告と助言をつづける。劇中でその内面や過去などの秘密裏が明かされていくと併せて、印象が二転三転していくキャラクター。

当該の正体は本編とは違った将来の「時間軸」から来た、まどかの友人。最強の魔女「ワルプルギスの夜」との戦いで戦死するまどかを救出するため、「時間操作」の魔法を操り、何回も同じ期間を繰り返している。しかしその行為は彼女の意に逆らい、最高の魔法少女にして最悪の魔女となる素質をまどかに抱かせる、いう状態に繋がっていた。

キュゥべえ

「魔法の使者」を名乗る、マスコットという感じの外見の四足歩行動物。当該の正体はインキュベーターと言われる、地球外生命体の端末。

少女の願いを1つ叶える代わりに魂をソウルジェム化し、魔法少女へと変身させる「契約」を交わす役割を担う。

物語のスタート時は魔法少女たちに対しフレンドリーな態度で接し、多種多様な助言を付与するが、その目当ては宇宙の寿命を引き延ばすため、地球人の少女を使い捨てとして利用しエネルギーを搾取することにあり、自分達の種族全体が存続するためならいつもながら道理にかなった結論を出す。

美樹 さやか(みき さやか)

まどかの同級生にして親友で、まどかと共に魔法少女の世界に深入りする。

治療できない怪我によってバイオリン奏者になる夢を絶たれた恭介を救うため、マミの死後、キュゥべえと契約を取り交わして魔法少女となる。

魔法少女となった初めは戦うことへの自信に溢れかえり、劇内において物語を引っ張る「第二の主人公」としての立場を担う。しかし契約により自分自身が人間ではないものに変質していた事を知り、以前にも増して恭介と親友の仁美との三角関係に直面したことが彼女を追い詰め、物凄い勢いでソウルジェムに穢れを溜め込み、挙句は「人魚の魔女」へと化けてしまう。そうした最期は物語の酷さをイメージさせるような、劇中における悲劇のヒロインとしての役割が意図されている。

巴 マミ(ともえ マミ)

見滝原中学校3年生で、まどかやさやかの先輩でもあるプロフェッショナルな魔法少女。

魔女の結界に巻き込まれたまどかとさやかの緊急事態を救い、2人の相談役となり、魔法少女の存在と契約を結ぶことの覚悟を説く。

魔法少女の中では稀で、他の者を魔女とその使い魔の脅威から守るというモットーで戦い続け、当該の姿がまどかとさやかに大型の影響を与える。第3話の「お菓子の魔女」との戦闘にあたって、まどかとさやかの目前で壮絶な最期を遂げる。

お菓子の魔女 / シャルロッテ(Charlotte)

百江なぎさが魔女化した存在。ファンシーな人形といった様なかわいらしい姿をした魔女。性質は「執着」。普段は動作しないが、口の中からピエロの顔もあるビッグサイズの芋虫のような身体を出すことができ、この他には何回も脱皮することができる。好物はチーズだが、多種多様なお菓子を作り出す能力を持ちつつも、チーズだけは作れないと定められている。

第3話で、病院に産み落とされたグリーフシードから、お菓子の城の結界をつくり出して孵化した。マミから一方的な攻撃を受けリボンによって留められるが、彼女がマスケット銃を撃ち尽くした所を見計らって反撃に転じ、頭部を食いちぎった後、全身を食らって殺害した。そこへ来て現れたほむらには絶えず翻弄され、飲み込まされた爆弾で内部より何度も爆破されて倒された。

マミを倒す魔女という役柄上、マミの能力では戦いづらい相手として製作されている。劇中でマミを食い殺す場面は注目を集めると共に物議も醸した。それから公式グッズや飲食店とのコラボレーションにも登場し、こういった類の展開で「シャルロッテ」という名前が明かされている。放送期間中に正式な読み方が断言されたオンリーワンの魔女であり、なぎさを含めた主要魔法少女6人が魔女化した存在の中でフルネームが明らかになった1番始めの魔女である。

佐倉 杏子(さくら きょうこ)

マミの死後、見滝原を自分の縄張りにするために出現した魔法少女。

自分自身と同じく「他の人のための祈り」から魔法少女になったさやかに、強い関心と反発を持っていたが、両者はそもそも似た者同士でもあり、だんだんと助言を与えるなど気を遣うようになる。

魔女化したさやかを人間に戻すことの出来ないことを信じず、さやかを救おうとまどかと共に「人魚の魔女」に抗うが、その願いは通じず、ラストは自爆魔法により「人魚の魔女」を道連れに戦死する。